上の子が下の子の玩具を取ってしまう時にオススメ絵本!七田式「ひよこさんコース」

二人育児

上の子が下の子のおもちゃを奪い取ってしまう。なにか良い対処法がないかを知りたい!

こんなお悩みにお答えします。

2歳5ヵ月の長女と8ヵ月の長男の育児に奮闘しているkimiと申します。

 

長女は弟が生まれてから嫉妬心から弟への攻撃が激しく、下の子を引っ掻いたり、叩いたり、そしておもちゃは片っ端から奪い取っていく状態でした。

 

急に環境が変わって戸惑っている長女の気持ちに寄り添おうと、おもちゃを奪うという行為についてはきつく叱らずにしていました。
ですが、下の子が生まれてから半年経ってもその状況は変わらず、何か長女の気持ちに変化を与えることができないか、と考えていた時に出会ったのが七田式のひよこさんコースという絵本です。

今回は、この絵本についての正直な感想と、絵本を読み聞かせてからの長女の変化をお伝えしたいと思います。

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七田式絵本 ひよこさんコースの内容

ひよこさんコースの絵本は6冊セットです。

【絵本のタイトルとテーマ】

① にちようびのおさんぽ
テーマ:四季折々のお散歩を通して育まれる、父と子の絆。

② わたしのだもん
テーマ:「私のおもちゃだもん!」って言ってたミーちゃんだけど、1人占めより、みんなで使った方が楽しいよ。

③ げんきもりもり
テーマ:ママのスープは野菜たっぷり!好き嫌いせず食べることが、元気モリモリの秘訣だよ!

④ おてつだい
テーマ:世界中でいろんな子供たちがお手伝いをしています。お父さん・お母さんに喜んでもらって気持ちいいね!

⑤ ぼく できたよ
テーマ:もうすぐお兄ちゃんになるたっちゃん。苦手なことにも、勇気を出して挑戦してみよう!

⑥ いただきます!
テーマ:毎日のごはん、ちゃんと「いただきます」が言えているかな?食への感謝を育てましょう。

参照:七田式HP

「わたしのだもん」は弟やお友達におもちゃを貸してあげられないネコのみーちゃんが、自分が貸してもらえないという経験をしたことで貸してもらえなかった人の気持ちに気付き、おもちゃを貸してあげるようになるお話です。

 

おもちゃを奪う と おもちゃを貸してあげられない は少し異なる行為ですが、おもちゃを手にできない相手の気持ちを知る手助けになればと思い、長女に読み聞かせることにしました。

七田式絵本 ひよこさんコース「私のおもちゃだもん!」の正直な感想

・説教臭くならずに伝えたいテーマを繰り返し伝えられる

「〇〇(弟)にもひとつ貸してあげよう」
「全部おもちゃを取られてしまったら〇〇(弟)は悲しいと思うよ」

などと毎日毎日伝えてきましたが、長女が弟のおもちゃを取り上げた場面で伝えると素直には聞き入れられない様子がありました。

 

しかし絵本であればあくまでも絵本の中のお話ということで、何度も何度も繰り返しこの話題について話せます。

 

可愛くてその場面が分かり易く描かれている絵の効果もあり、読み始めた当時2歳3ヵ月の娘も話の内容をしっかり理解している様子でした。

上の子の気持ちに寄り添ってくれる内容

主人公のネコのミーちゃんが「おねえちゃんでしょ!」と言われることに嫌悪感を抱いているなど、上の子が「そうそう!」と共感できるような内容もありました。

文章量が多めな印象だが、集中して最後まで聞き入っている姿に驚いた

それまで娘に読み聞かせていた本より文章量が多く、当時2歳3ヶ月の長女には少し早いのではと思ったのが第一印象でした。

しかし、その文章量の絵本を長女が最後まで集中して聞いていたことに驚きました。

絵本の紙は薄めだが、破れそうな様子はない。子どもはめくりやすそう。

冊子という感じの本です。

ただのペラペラな紙ではなく、水を弾くようなコーティングがされてある為、簡単に破れそうにはありません。

ただ、表紙の隅は子どもが何度もめくっている内に折れ目がついてしまいそうだなと思います。

冊子の絵本を手に取るのは初めてだったので少し驚きましたが、子どもはめくりやすいようなので、これはこれでいいのかなという印象です。

絵本を読み聞かせてからの上の子の変化

ひよこさんコースに入っている6冊の絵本を一通り読み聞かせると、お気に入りの絵本を何度も何度も読んでと持ってきましたが、なぜか「わたしのだもん!」はなかなか持ってきませんでした。

身に覚えがあってドキッとしたのか、ただ他の本の方が好きだったということなのか、、

 

その後、他のお気に入りの絵本を満足のいくまで繰り返し読み聞かせると、「わたしのだもん!」も読んでと持ってくるようになりました。

 

この絵本を読み聞かせるようにしてから1ヵ月ほど経つと、娘は弟のおもちゃを片っ端から奪い取ることはなくなり、ときには「どうぞ」とおもちゃを渡してあげるまでになりました。

時間の経過とともに成長した部分もあると思いますが、絵本からの学びも大いにあったと思います。

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まとめ

絵本は子どもに伝えたいことを分かり易く伝えられるとても良い手段だと思います。

なかなか上の子が下の子におもちゃを貸せない という状態がそのまんま表現されている絵本に巡り合えていませんでした。
この七田式絵本 ひよこさんコース は、娘にピッタリの絵本だったと思います。

上の子が下の子におもちゃを貸せない ということでお悩みのママには一度見ていただきたい絵本です。

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